乗合(2ナンバー)→乗用(3ナンバー)へ用途変更(乗車定員数の変更:11人以上→10人)



Q1. ハイエース・コミューターで、乗車定員14人(乗合)→10人(乗用)に用途変更したいですが可能でしょうか。

  • 乗合→乗用に用途変更する場合は事前提出書面の審査を令和元年10月1日以降より実施。
    当該自動車の構造・装置の変更内容に関する書面及び保安基準の適合性に関する書面などが必要になりました。審査には1ヶ月程。
  • 下記表中の代表届に●/〇がある車種は、あらかじめ事前審査を提出してありますので即日検査が可能です。※乗車定員15人の場合はQ2を参照

    基本は純正シートを取り外して乗車定員10人にします。グレード、初年度登録日または製作日によって、必ず用途変更できるとは限りません。 (2023.1現在)
  •  ・平成6年4月以降に製作されたハイエース・コミューター(乗車定員15人)の場合、運転席より後席の側面席のシートベルトを3点式に変更しなければならない。
  •   (乗車定員14人のハイエース・コミューターは、全席3点式が装着されていますので問題ありません。)
  •  ・平成19年6月30日以前に製作された乗車定員10人の乗用車の場合、座席及び座席取付装置の技術基準、シートバック後面の衝撃吸収の試験が別途必要です。
  •  ・平成24年7月1日以降に製作された乗車定員10人の乗用車の場合、全席3点式シートベルトが必要。
  •  ・令和2年9月1日以降に製作された10人以上の乗用車には座席ベルト非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)が前列席に必要。(運転席+助手席)
      ハイエースコミューターはメーカーオプションで「助手席SRSエアバック+プリテンショナー&フォースリミッター機構シートベルト」装着車は問題ありません。
     (非装着車は部品代+取付工賃が別途必要になります。)

■ハイエース・コミューター車種構成
   代表届  車両型式   グレード  乗員  エンジン型式  排気量  燃料  T/M
 2005.1
(平成17年)
【1型】
   CBF-TRH223B *1,2  LEPDK  DX  15人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     4A/T 
 LEPNK  GL
 ●  CBF-TRH228B *1,2  LEPDK  DX
 LEPNK  GL
   KR-KDH222B/227B *1,2  LEPDY  DX  2KD-FTV   2500cc   軽油 
 LEPNY  GL
 2007.8
(平成19年)
【2型】
     CBF-TRH223B  *1,2   LEPDK  DX  15人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     4A/T 
 LEPNK  GL
 ●  CBF-TRH228B *1,2  LEPDK  DX
 LEPNK  GL
   ADF-KDH223B *1,2  LEPDY  DX  1KD-FTV   3000cc   軽油 
 LEPNY  GL
 2010.7
(平成22年)
【3型前期】
   CBF-TRH223B *1  LEPDK  DX  15人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     4A/T 
 LEPNK  GL
 ●  CBF-TRH228B *1  LEPDK  DX
 LEPNK  GL
 ●  LDF-KDH223B *1  LEPDY  DX  1KD-FTV   3000cc   軽油 
 LEPNY  GL
 2012.4
(平成24年)
【3型後期】
 2013.12
(平成25年)
【4型】
   CBF-TRH223B    LEPDK  DX  14人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     4A/T 
 LEPNK  GL
 ●  CBF-TRH228B  LEPDK  DX
 LEPNK  GL
 ●  LDF-KDH223B   LEPDY  DX  1KD-FTV   3000cc   軽油 
 LEPNY  GL
 2015.1
(平成27年)
   CBF-TRH223B   LETDK  DX  14人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     6A/T   
 LETNK  GL
 ●  CBF-TRH228B  LETDK  DX
 LETNK  GL
 ●  LDF-KDH223B    LEPDY  DX  1KD-FTV   3000cc   軽油   4A/T 
 LEPNY  GL
 2017.12
(平成29年)
【5型】
   CBF-TRH223B    LETDK  DX  14人     2TR-FE     2700cc     ガソリン     6A/T   
 LETNK  GL
 ●  CBF-TRH228B  LETDK  DX
 LETNK  GL
 ●  QDF-GDH223B *5  LETDY  DX  1GD-FTV   2800cc   軽油 
 LETNY  GL
 2020.5
(令和2年)
【6型】
   3BF-TRH223B/228B *3  LETDK  DX  14人     2TR-FE   2700cc   ガソリン   6A/T   
 LETNK  GL
 ●  QDF-GDH223B *3,5  LETDY  DX  1GD-FTV   2800cc   軽油 
 LETNY  GL
 2021.8
(令和3年)
   3BF-TRH223B/228B *3  LETDK  DX  14人     2TR-FE   2700cc   ガソリン   6A/T
 LETNK  GL
 ●  3DF-GDH223B *3,4  LETDY  DX  1GD-FTV   2800cc   軽油 
 LETNY  GL
 2024.1
(令和6年)
   3BF-TRH223B/228B *3  LETNK  GL  14人  2TR-FE  2700cc  ガソリン  6A/T
 〇/●  3DF-GDH223B *3,4  LETNY  GL  1GD-FTV  2800cc  軽油
●:代表届出(使用過程車)
〇:代表届出(新車未登録車)
☆:事前審査中
*1:運転席後方の側面座席に3点式シートベルトが必要。アンカー取付、試験等が別途必要になります。
*2:平成19年6月30日以前に製作された場合、座席及び座席取付装置の技術基準、シートバック後面の衝撃吸収の技術基準の試験が別途必要になります。
*3:令和2年9月1日以降に製作された10人以上の乗用車には座席ベルト非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)が前列席に必要。(運転席+助手席)
*4:型式指定番号:20214に限る。
*5:型式指定番号:18761に限る。



Q2. ハイエース・コミューターで、乗車定員15人(乗合)→10人(乗用)に用途変更したいですが可能でしょうか。

  • 平成6年4月1日以降*1、平成24年6月30日以前の製作車の乗車定員10人以下の乗用車は、運転席より後席の側面席に3点式シートベルトが必要です。
  • コミューターの乗車定員15人の場合、運転席より後席の側面席が2点式なので、3点式シートベルトを取り付ける必要があります。
    新品純正シートベルトなど部品代+取付工賃+試験費用が約80万円になりますので、予備検査料を足して約100万円ほどになります。
  • 平成19年6月30日以前に製作車の場合、座席及び座席取付装置の技術基準、シートバック後面の衝撃吸収の技術基準の試験が別途必要になります。

  • *1:輸入車は平成7年4月1日以降

  • ■平成19年7月1日以降の製作車の場合
  •    部品代
    (税別)
    工賃
    (税別)
     シートベルト    
     アンカーベース    
     シートベルト試験    
     消費税(10%)    
     合計金額(税込) ¥880,000 
     
     事前審査・予備検査料(税込)*1  ¥196,730 
     お見積り金額(税込) ¥1,076,730 
  • ※上記価格は 2023.9現在です。概算見積りですので追加作業等がある場合があります。業者割引はありません。
  • *1:最新の価格はQ5の料金表を参照して下さい。   



Q3. キャラバン、マイクロバスの乗合→乗用への用途変更は可能でしょうか?

  • 現在、ハイエースコミューターの用途変更しか経験がありません。キャラバン、マイクロバスは資料の入手など困難なので実際にやってみないとわかりません。



Q4. 事前審査の書類作成のみの依頼は可能でしょうか?

  • 不可です。
  • 事前審査書類は提出した運輸支局で検査することしかできません。また決裁の下りた事前審査書類は、検査当日に渡されます。
    以上のことから、事前審査書類のみをお渡しすることはできません。
  • ※「名古屋・尾張小牧ナンバー」以外の方は、全て「予備検査」渡しになりますので、一時抹消して弊社へ車両をお持ち下さい。



Q5. 作業を依頼したいのですが、金額はいくらになりますか?
  
(ハイエース・コミューターで、乗車定員14人(乗合)→10人(乗用)に用途変更の場合)

  • お問い合わせ・ご依頼時には必ず、「車検証」、「ご依頼者名」、「ご住所」、「ご連絡先」をFAXして下さい。FAX:052-506-9056

  •  管轄ナンバー  入庫時  引き渡し時
     愛知県内のナンバーの場合
    (名古屋・尾張小牧ナンバー)
     車検有効期間内  構造変更
     一時抹消  中古車新規(構造変更+新登録)または予備検査
     新車  新規登録(構造変更+新登録)または予備検査
     上記管轄以外、愛知県外   車検有効期間内  一時抹消して予備検査
     新車、一時抹消  予備検査

  【新車未登録車(予備検査渡し)、ナンバーが愛知県(名古屋・尾張小牧)以外の場合】
  • お見積りは下記の通りです。「¥196,730」全額入金を確認後、事前書類を作成します。(業者割引は致しません。)
  • ※お支払いの悪い方が多いので、「料金先払い・予備検査渡し」にしました。ご協力の程、よろしくお願い致します。
  •  ・基本的に「名古屋・尾張小牧ナンバー」以外の方は、全て「予備検査」渡しになりますので、一時抹消して弊社へ車両をお持ち下さい。  
  •    予備検査後は、使用の本拠の位置を管轄する運輸支局等で新規登録して下さい。(新規登録には車庫証明書、印鑑証明書、実印、ナンバー代が必要)
  •  ・弊社から運輸支局までは自走します。距離が往復で約30km増えます。あらかじめご了承下さい。
  •  ・書類審査の決裁が下りるまでに車両を弊社へお持ち下さい。(引き取り&納車、陸送の手配は致しません。)
  •  ・弊社に入庫しましたら、検査に向けて保安基準など点検・整備を行います。
  •  ・保安基準に適合しない箇所の修理は別途ご請求しますので、あらかじめ点検・整備をお願い致します。
  •  ・シート&シートベルトは取り外して下さい。弊社にて取り外し工賃(¥10,000~・税別)、シート処分料(¥15,000~・税別)、は別途になります。
  •  ・検査当日、愛知陸運支局へ直接持ち込みの場合は、あらかじめシート&シートベルト、スペアタイヤ、ホイールキャップは取り外して下さい。
  •   保安基準に通らないパーツの取り付けや修理が必要な場合は整備をお願い致します。検査不合格の場合、当社は責任を一切負いかねますのでご了承下さい。
  •  ・事前審査書類は、【書類作成日数:7~10日】+【審査日数:受理後最大15日】=最大21~25日必要です。
  •   ※上記表「ハイエース・コミューター車種構成」の「代表届」の欄に●、〇印がある車種は、事前審査書類が1日で準備できるようになりました。
  •  ・年度末は混雑致します。2月中旬以降のご依頼は3月末までに予備検査ができない場合があります。
  •   また、3月中の検査を希望される場合:¥33,000(税込)追加料金をいただきますのでご注意下さい。
  •  ・同時に新車・中古車新規登録の場合は別途になります。基本料金表を参照して下さい。

  • 【必要書類】
  •    新車未登録車  愛知県外
    (一時抹消)
     完検証等ファイル照会*1  ●  ―
     登録識別情報等通知書  ―  ●
     譲渡証明書*2  ―  ×
    *1:完検証等ファイルがない場合、完成検査終了証(写)でも構いません。
  •   また、データーはディーラーにあらかじめ愛知陸運支局に送る手配をして下さい。
  • *2:同時に所有者を変更するのはお断りします。

  •   価格
    (税別)
     価格
    (非課税)
     予備検査
     事前書面審査・書類作成&提出 *1 ¥100,000 
     乗合→乗用・用途変更・公認代行料 ¥30,000 
     保安基準点検整備・持込検査代行料 ¥34,800 
     テスター代(中型車) ¥6,000 
     検査手数料 ¥2,600 
     自動車臨時運行許可(仮ナンバー)申請代行料 ¥5,000  ¥750 
     保安基準不適合箇所の修理費用 別途 
     シート&シートベルト取り外し、処分料、その他の加工など 別途 
     合計金額(税別) ¥175,800  ¥3,350 
     消費税(10%) ¥17,580 
     ご請求金額(▲は別途)  2023.1現在 ¥196,730 
    *1:事前審査書類は作成日数:7~10日+審査日数:受理後最大15日=21~25日必要です。

  【ナンバーが愛知県(名古屋、尾張小牧)の場合】
  • ナンバーが愛知県(名古屋、尾張小牧)の場合、新車未登録車は「新車登録」*1、一時抹消中の場合は「中古車新規」*1、登録車は「構造変更」になります。 
  •   ・*1:「予備検査」の場合は上記表を参照。
  •   ・三河、豊橋ナンバーの場合は別途ご相談。
  •   ・車検の有効期限は検査を受けた日から2年後になります。

  •   価格
    (税別)
     価格
    (非課税)
     構造変更 新車登録*8
    (新車未登録車) 
     中古車新規
     事前書面審査・書類作成&提出 *1 ¥100,000  ― 
     乗合→乗用・用途変更・公認代行料 ¥30,000  ― 
     保安基準点検整備・持込検査代行料 ¥34,800  ― 
     テスター代(中型車) ¥6,000  ― 
     検査・登録手数料   構造変更 ¥2,600 
     登録   ¥700 
     ナンバー代(愛知県・ペイント)*2   ¥1,460 
     車庫証明書申請・代行料  片道10kmまで ¥25,000  ¥2,700 
     自動車臨時運行許可(仮ナンバー)申請代行料 ¥5,000  ¥750 
     自賠責保険料(自家用・乗用車)   24ヶ月   ¥17,650 
     36ヶ月   ¥23,690 
     重量税  
     ・エコカー外
     ・新車から13年未満
      の場合
       
     車両重量:2,000kgまで   2年分 ―  ¥32,800 
     3年分 ―  ¥49,200 
     車両重量:2,500kgまで  2年分 ―  ¥41,000 
     3年分 ―  ¥61,000 
     自動車税(4月登録・通常税率・2TR-FE:2.7ℓガソリン車の場合)*5 ―  ¥46,700 
     環境性能割(0~3%)*6 ―  別途 
     リサイクル料(新車のみ・参考料金) ―  ¥15,910 
     算定燃費値取得済証・取得代行料*7 ¥5,000  ― 
     保安基準不適合箇所の修理費用 別途  ― 
     シート&シートベルト取り外し、処分料、その他の加工など 別途  ― 
     ETC車載器セットアップ料   ETC ¥3,000  ― 
     ETC2.0 ¥4,000  ― 
     消費税(10%)  ¥17,080 ¥20,080 ¥20,080
     ご請求金額(▲は別途)  2023.5現在 ¥250,590  ¥373,690  ¥331,740 
  • *1:事前審査書類は、作成日数:7~10日+審査日数:受理後最大15日=21~25日必要です。
  • *2:希望ナンバー、字光式ナンバー、図柄ナンバーは別途
    *5:4月登録時の価格。月割りなので登録月で金額は変わります。
        ただし新車新規登録が平成元年9月30日以前と令和元年10月1日以降では税率が違います。
        また、自動車税種別割の重課 初度登録年月日から13年を経過したガソリン車・LPG車、11年を経過したディーゼル車は税額が上乗せされます。
        (一般乗合用バス、被けん引車、低公害車(電気、天然ガス、メタノール、ガソリンハイブリッド自動車)は重課対象自動車から除かれます。)
        自動車税減免の方は年額:¥45,000(重課税は別途加算)(2022.4)
    *6:新車登録から6年まで。また取得価格が50万円未満の時は環境性能割は非課税になります。
    *7:エコカーは算定燃費値取得済証を提出すると次回も重量税など減税対象になります。
  • *8: 新車未登録車で予備検査渡しを希望の方は上の表を参照のこと。



Q6. ハイエースワゴン(乗車定員10人)、ハイエースコミューター(14~15人乗り)→乗車定員9人以下にすることは可能ですか?

  • 「ハイエースの乗車定員を9人以下にしたい」というお問い合わせは多いです。乗車定員10人以上の乗用車・乗合自動車と乗車定員9人以下の乗用車は、主に制動装置(ブレーキ)、シート、シートレール、シートベルトなどの基準が違います。それを証明するには試験を受けなければなりません。
    制動装置の試験の費用は初年度登録日または製作車・グレードによりますが、¥1,500,000~(税別、試験代行料・宿泊費等:30万円(税別)含む)。
  • 試験には予約して3ヶ月~6か月必要と言われてます。 › 貨物・乗合→乗用(乗車定員9人以下)用途変更
    • 平成24年7月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車にはISO FIXを1個または2個以上備えなければならない。
    • 平成27年7月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車には運転席および前向きの座席には3点式シートベルトが必要。
    • 平成30年2月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車には空気圧監視装置が必要。
    • 令和2年9月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車には座席ベルト非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)が全席に必要。
  •     › 別添33 運転者席の座席ベルトの非装着時警報装置の技術基準
  • また、純正シート以外のシートを取り付ける場合は、シートの試験が別途必要になります。

  • ■国連・欧州統一法規であるECE規則や、EUにおけるEC指令のなかで定義づけられている車両カテゴリー
    貨物自動車 GVWR ≦ 3.5t
    N1
    3.5t < GVWR ≦ 12t
    N2
    12t > GVWR
    N3
     
    乗用自動車 乗車定員 ≦ 9人
    M1
    アルファード(7~8人乗り)
    10人 ≦ 乗車定員
    GVWR ≦ 5t
    M2
    ハイエースワゴン
    グランドキャビン
    (10人乗り)
    10人 ≦ 乗車定員
    5t < GVWR
    M3
     
     乗合自動車     GVWR ≦ 5t
    M2
    ハイエースコミューター
    (14人~15人乗り)

    マイクロバス(~29人乗り)
      GVWR < 5t超
    M3
    マイクロバス
    (29人乗り)
     
    被牽引自動車 GVWR ≦ 0.75t
    O1
    0.75t < GVWR ≦ 3.5t
    O2
    3.5t < GVWR ≦10t
    O3
    10t < GVWR
    O4
    ※GVW:車両総重量(Gross Vehicle Weight)
    ※GVWR:技術的最大許容質量 ( Technically Permissible Maximum Laden Mass )
    M2を乗車定員を9人以下にする場合は、M1の基準になっている事。それを証明する書面が必要になります。
  • ※M2の乗車定員10人と11人以上はブレーキ基準に違いがあります。カテゴリーを股がない場合、ブレーキ試験は必要ありません。



Q7. 算定燃費値取得済証の申請はできますか?

  • エコカーは算定燃費値取得済証を提出すると次回も重量税など減税対象になります。 算定燃費値取得済証の取得代行料:¥5,000(税別)になります。
  • ※重量が増した場合は適用されない場合があります。



Q8. 用途変更と同時にローダウンをお願いできますか?

  • 用途変更後にローダウンを行うと、ハイエースの場合、-4cmダウンブロックを装着しても、車検証の全高より-4cmを超えた場合は再度、構造変更が必要になりますので用途変更と同時にされることをおススメします。ローダウンの部品代+取付工賃をいただければ同時に行います。



Q9. ブレーキキャリパーの変更、運転席シートをRECAROシートに変更してます。このままで検査に問題ありますか?

  • ブレーキキャリパー&ローターが変更されている場合は、制動装置の技術基準等への適合性を判断できる書類を作成して提出しなければならない。
  • また運転席シートまたは助手席シートをRECAROシートに変更されている場合は、シートとシートレールの保安基準試験成績表を提出しなければならない。
  •      工 賃
    (税別)
     制動装置の技術基準等への適合性を判断できる書類*1  構造変更時にブレーキに変更がある場合に必要   ¥50,000~ 
     シート&シートレールの保安基準試験成績*1  継続検査、構造変更時にシート、シートレールに変更がある場合に必要
     ※シート&シートレールメーカーへ取り寄せ
     ¥10,000~ 
  • *1:構造変更時にブレーキ、シート、シートレールに変更があった場合は別途書類が必要。2021年からは継続検査でも必要です。



Q10. 構造変更と同時にけん引登録(950)は可能でしょうか?

  • 可能です。登録には別途費用が必要です。
  •  ※並行輸入車など型式不明車や諸元がない車両の場合は、は現車にてブレーキと駐車ブレーキの測定が必要になります。
  •  ※諸元のない車両で2WD車の場合は、車両総重量時の駆動重量が必要になります。(普通貨物車は+¥2,000(税別)

  工賃(税別) 
 国産車  輸入車
 申請代行料(記載変更) +10,000  +¥5,000 
 連結検討書作成 +¥15,000  +¥7,500 
 ブレーキ&駐車ブレーキ制動力
 の減車測定と駆動軸重の測定
 
 乗用車・小型貨物車 +¥18,000  ― 
 普通貨物車 +¥2,000  ― 
 車両総重量時の駆動重量(前軸重または後軸重の算出) +¥10,000  ― 
    ※2023.8現在の価格



Q11. クルマの持ち込みは検査当日に「愛知運輸支局」へ直接持ち込んでもいいでしょうか?

基本的にクルマは検査の2日ほど前までに弊社へお持ち込み下さい。保安基準の点検・整備を行い、保安基準に適合しない箇所の修理は別途ご請求します。
しかし、検査当日に愛知運輸支局へ直接来られる場合は、保安基準の点検はできないので、あらかじめ点検・整備をお願い致します。
保安基準不適合で検査不合格の場合、当社は責任を一切負いかねますのでご了承下さい。翌日以降に検査する場合は再度、検査代行料などをご請求します。

 › 愛知運輸支局



■作業基本料金(2023.1)
  価格
(税別)
 価格
(非課税)
構造変更   予備検査 新規登録
*10
 
 事前書面審査・書類作成&提出 *1 ¥100,000   
 乗合→乗用・用途変更・構造変更代行料*3    名古屋・尾張小牧 ¥30,000   
 三河・岐阜 +¥18,000     
 豊橋・三重 +¥28,000     
 保安基準点検整備・持込検査代行料 ¥34,800   
 新規登録代行料*3    名古屋・尾張小牧 ¥20,000   
 三河・岐阜 +¥20,000   
 豊橋・三重 +¥38,000   
 テスター代(中型車) ¥6,000   
 検査・登録手数料  構造変更 ¥2,600 
 登録   ¥700 
 ナンバー代(愛知県)*2     ペイント ―  ¥1,460 
 字光式   ナンバー ―  ¥2,870       
 器具 別途  ―       
 希望     ペイント 別途  ¥4,160       
 字光式 ¥5,370       
 器具 ―       
 抽選番号 ―       
 代行料 ¥4,000         
 図柄(ペイント) ―  別途       
 自動車臨時運行許可(仮ナンバー)申請代行料 ¥5,000  ¥750 
 シート&シートベルト取り外し(2名掛け2脚) ¥10,000   
 シート&シートベルト処分料 ¥15,000   
 運転席より後方の側面座席のシートベルトを3点式に変更+試験料*14 ¥500,000~   
 助手席リマインダー装置取り付け*13 別途   
 後席1人掛けシート×2脚を乗用車用に変更+試験料*15 ¥200,000~     
 保安基準不適合箇所の修理費用 別途   
 車庫証明書申請・代行料       片道10kmまで ¥25,000  ¥2,700 
 10km毎追加 +¥5,000 
 自賠責保険料(自家用・乗用車)  24ヶ月   ¥17,650 
 36ヶ月*8    ¥23,690  *8 
 重量税  
 ・エコカー外
 ・新車から13年未満
  の場合
 車両重量:2,000kgまで   2年分   ¥32,800  *12 *12
 3年分*8    ¥49,200  *12
 車両重量:2,500kgまで   2年分   ¥41,000  *12 *12
 3年分*8    ¥61,000  *12
 自動車税(4月登録・通常税率・2TR-FE:2.7ℓガソリン車の場合)*5   ¥46,700  *12
 環境性能割(0~3%)*6   別途 
 リサイクル料(新車のみ・参考料金)   ¥15,910 
 算定燃費値取得済証・取得代行料*7 ¥5,000    ― 
 車両重量測定・調整  ¥30,000   
 ETC車載器セットアップ料   ETC ¥3,000   
 ETC2.0 ¥4,000   
 950登録(ハイエースの場合・ライトトレーラー検討書作成+申請料)  ¥25,000   
 玄武
 ローダウン
 ブロックキット
 ハイトダウンブロック・2in. ¥25,000    ― 
 ストロークストッパー
(2in.) 
 2WD ¥23,000   
 4WD ¥21,000   
 O.Hレベリングアジャスター *11 ¥2,800   
 工賃 ¥20,000   
 消費税(10%) ¥17,080  ¥17,580  ¥5,000 
 ご請求金額(▲は別途)   ¥250,590
¥196,730  ¥164,500 


     工 賃
(税別)
 制動装置の技術基準等への適合性を判断できる書類*9  構造変更時にブレーキに変更がある場合に必要   ¥50,000~ 
 シート&シートレールの保安基準試験成績*9  継続検査、構造変更時にシート、シートレールに変更がある場合に必要
 ※シートメーカーへ取り寄せ
 ¥10,000~ 

 上記価格は2022年4月現在です。
 *1
:事前審査書類は作成日数:7~10日+審査日数:受理後最大15日=21~25日必要です。
 *2
:希望ナンバー、字光式ナンバーは別途
 *3:名古屋・尾張小牧ナンバー以外は別途
 *4:初年度登録年月日、グレードなどによって変わる場合があります。新車の場合は3年分:¥61,500になります。(2022.4)
 *5:4月登録時の価格。月割りなので登録月で金額は変わります。
    ただし新車新規登録が平成元年9月30日以前と令和元年10月1日以降では税率が違います。
    また、自動車税種別割の重課 初度登録年月日から13年を経過したガソリン車・LPG車、11年を経過したディーゼル車は税額が上乗せされます。
    (一般乗合用バス、被けん引車、低公害車(電気、天然ガス、メタノール、ガソリンハイブリッド自動車)は重課対象自動車から除かれます。)
    自動車税減免の方は年額:¥45,000(重課税は別途加算)(2022.4)
 *6:新車登録から6年まで。また取得価格が50万円未満の時は環境性能割は非課税になります。
 *7:エコカーは算定燃費値取得済証を提出すると次回も重量税など減税対象になります。
 *8:新車の場合は3年、36ヶ月なります。
 *9:構造変更時にブレーキ、シート、シートレールに変更があった場合は別途書類が必要。2021年からは継続検査でも必要です。
 *10:新規または中古車新規登録を同時に行った場合。予備検査後の新規登録は仮ナンバー代が別途必要です。
 *11:オートレベリング機能付きヘッドライト装着車
 *12:自動車税は返金も追徴もありません。
 *13令和2年9月1日以降に製作された自動車に必要。
    ただし、メーカーオプションで「助手席SRSエアバック+プリテンショナー&フォースリミッター機構シートベルト」を選択した場合は、
    助手席シートベルト非着用ウォーニング+リマインダーが装着されます。
 *14平成24年7月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車の前向きの座席は3点式でなければならない。
    平成24年6月30日以前の後席の側面座席のシートベルトが2点式の場合は、3点式シートベルトを取けなければならない。(中央席は2点式で問題ない)
    シートベルトを固定するアンカーがない場合は取り付け、座席ベルト取付装置の技術基準に定める基準に適合しなければなりません。
    またシートベルトは座席ベルトの技術基準に定める基準に適合しなければなりません。

 *15平成19年6月30日以前の場合、後席1人掛けシート×2脚を乗用車用に変更しなければなりません。
    
座席及び座席取付装置の技術基準、シートバック後面の衝撃吸収の技術基準が必要。

 ▲:オプション作業(別途)
 〇:車種によって選択

3DF-GDH223B




TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:令和5年12月 走行距離:33km
作業日:令和6年2月


2ヶ月前に新車登録したハイエース・コミューター。乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
新車の場合、登録前に構造変更(予備検査)した方がお得です。新車購入時にディーラーに問い合わせて下さい。

令和2年9月1日以降の10人以上の乗用車には座席ベルト非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)が前列席に必要。(運転席+助手席)
グランドキャビン、ワゴンには標準装備されているが、コミューターの助手席側には装着されてません。
しかし、メーカーオプションで「助手席SRSエアバック+プリテンショナー&フォースリミッター機構シートベルト」を選択した場合は、助手席シートベルト非着用ウォーニング+リマインダーが装着されます。現車を確認するとメーカーメーカーオプションが選択されており、助手席にも座席ベルト非装着時警報装置が装備されていたので問題なし。
 › 別添33 運転者席の座席ベルトの非装着時警報装置の技術基準
新車の場合、事前審査には完成検査修了証が必要です。(コピー可。排出ガス検査終了証が必要な場合があります。)








TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:令和5年11月 走行距離:6km
作業日:令和5年12月


1ヶ月前に新車登録したハイエース・コミューター。乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
新車の場合、登録前に構造変更(予備検査)した方がお得です。新車購入時にディーラーに問い合わせて下さい。







TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:新車(令和5年12月登録予定) 走行距離:8km
作業日:令和5年12月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から予備検査を。








TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:新車(令和5年8月登録予定) 走行距離:16km
作業日:令和5年8月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類+予備検査を。









TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:新車(令和5年3月登録予定) 走行距離:0km
作業日:令和5年3月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類+予備検査を。








TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:新車(令和4年10月登録予定) 走行距離:0km
作業日:令和4年10月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類+予備検査を。


■車両重量測定
燃料:1/2
シート&シートベルト、スペアタイヤ取り外し
※( )は燃料満タン時の不足重量
※愛知支局の検査場では軸重毎に四捨五入
  緒元表   コーナーウエイト測定   検査場 
 左側 右側  合計 
 前軸重 1,320kg  678kg  638kg  1,316kg  1,330kg+(10kg)=1,340kg
 後軸重 930kg  430.5kg  419.5kg  850kg  850kg+(30kg)=880kg
 車量重量 2,250kg 2,166kg   2,180kg+(40kg)=2,220kg 







TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:3DF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:新車(令和4年3月登録予定) 走行距離:0km
作業日:令和4年3月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類+予備検査を依頼。



QDF-GDH223B



TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:QDF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:令和元年5月 走行距離:8,083km
作業日:令和6年2月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
愛知県外(約460km)から一時抹消後に自走で予備検査を。陸運支局で待ち合わせて当日検査を。









TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:QDF-GDH223B E/G型式:1GD-FTV 初年度登録:平成30年8月 走行距離:56,100km
作業日:令和5年4月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
愛知県外(約350km)から一時抹消後に自走で予備検査を。陸運支局で待ち合わせて当日検査を。



LDF-KDH223B




TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:LDF-KDH223B E/G型式:1KD-FTV 初年度登録:平成23年5月 走行距離:29,000km
お問い合わせ:令和5年8月


新車のハイエース・コミューターの乗車定員数を15人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
平成24年6月30日以前の製作車の乗車定員10人以下の乗用車は、運転席より後席の側面席に3点式シートベルトが必要です。
コミューターの乗車定員15人の場合、運転席より後席の側面席が2点式なので、3点式シートベルトを取り付ける必要があります。
新品純正シートベルトなど部品代+取付工賃+試験費用が必要です。






TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:LDF-KDH223B E/G型式:1KD-FTV 初年度登録:平成28年7月 走行距離:134,200km
作業日:令和5年9月


ハイース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
愛知県外から。陸運支局で待ち合わせて日帰りで作業。









TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:LDF-KDH223B E/G型式:1KD-FTV 初年度登録:平成26年10月 走行距離:151,700km
作業日:令和5年6月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
追加作業で950登録、ETC車載器セットアップ。
トレーラー検討書の重量は構造変更時の重量で計算すること。
新車検証の備考欄に950の情報は記載されません。(主ブレーキあり/なし:1990kg/750kg)









TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:LDF-KDH223B E/G型式:1KD-FTV 初年度登録:平成26年8月 走行距離:120,900km
作業日:令和5年3月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類+構造変更。
今回は代表届で提出したので愛知県外で登録が可。どうしても今月登録など諸事情があったので、今回のみ特別に出張して構造変更を。※現在はどんな事情であっても一切お断りしております。











TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:LDF-KDH223B E/G型式:1KD-FTV 初年度登録:平成26年9月 走行距離:86,914km
作業日:令和4年5月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
他店から事前審査書類を依頼。名古屋ナンバーなので新規登録まで行います。


 1. 諸元表(車検証)の車両重量は、F:1280kg、R:950kg=2230kg。
 2. 入庫時①の車両重量(燃料残1/4、5列目シート&ベルト取外)は、F:1295kg、R:892.5kg=2187.5kg。
 3. 入庫時②は入庫時①+スペアタイヤ取り外して、F:1288.5kg、R874.5kg=2163kg。
 4. 検査場ではF:1300kg、R:870kg=2170kg(愛知支局の検査場では軸重毎に四捨五入)。
 5. 燃料が残り1/4だったので、F:1310kg、R:890kg=2200kgになりました。

   諸元表  入庫時①  入庫時②  検査場 車検証
 前軸重(kg) 1,280   1,295  1,288.5  1,300  1,310
 後軸重(kg) 950   892.5  874.5 870  890
 車両重量(kg) 2,230   2187.5  2,163  2,170  2,200
 燃料残量  1/4  1/4 1/4  1/4  満タン


CBF-TRH223B(2WD)・CBF-TRH228B(4WD)



TOYOTA HIACE COMUTER DX
型式:CBF-TRH228B E/G型式:2TR-FE 初年度登録:平成30年1月 走行距離:13,800km
作業日:令和5年6月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更。
愛知県外(約200km)からご依頼。一時抹消後→弊社へ車両を陸送→予備検査→他県へ車両を陸送。







TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:CBF-TRH223B E/G型式:2TR-FE 初年度登録:平成28年3月 走行距離:23,637km
作業日:令和4年6月


ハイエース・コミューターの乗車定員数を14人乗り→6人乗り、乗合→乗用に用途変更の依頼。
乗車定員10人未満の乗用車は、主に制動装置(ブレーキ)、シート、シートレール、シートベルトなどの基準が違います。それを証明するには試験を受けなければなりません。制動装置の試験の費用は初年度登録日・グレードによりますが120万円以上です。(試験代行料:30万円(税別)は別途)
また、このレイアウトでは貨物車になる可能性があり、荷室との保護バーが必要になると思います。ただし開口部の有効長を800mm以下にすれば乗用車になるかもしれません。それでも現実的ではないのいで、 乗車定員数を14人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更で事前審査書類+予備検査を。
追加作業で、2人掛け3列シート下にあるリアヒーターをトランクへ加工して移動。
他県の方なので、予備検査まで。ちなみに「仮ナンバー」ではETCを利用できません。ナンバープレート情報のない車両がETCを利用することは、ETCシステム利用規程に違反するため、ナンバープレートを破損や紛失したために仮ナンバーを取り付けているなどの特殊な例を除き、仮ナンバーの車両ではETCを利用できません。


車両重量測定&調整
机上の計算では車両重量が2,040kgなので、2,000kg以下にしたいと思います。
 ①:シート&シートベルト取り外し
 ②:スペアタイヤ取り外し
 ③:スチールホイール→アルミホイールに取替
 ④:パーツ取り外し
 ⑤:愛知支局の検査場では軸重毎に四捨五入
 *1:検査直前にフロントの車高を-10mm程下げましたので、前後の重量配分が変わりました。

追加作業で2インチ・ローダウン。リアにブロックを取付るので約2.5kg重量が増します。(玄武)
今回は車両重量が予定より66kg重かったので減量が大変でしたが、車両重量を2,000kg以下にできました。

   諸元表  入庫時  ② ③   ④  検査場 車検証
 前軸重(kg) 1,180   1,195.5  1,190.5  1,197  1,183.5 1,149.5  1,150*1 1,150
 後軸重(kg) 920  946.5 895.5  865  856.5 828  830*1 830
 車両重量(kg) 2,100   2,142  2,086  2,062  2,040  1977.5 1,980 1,980
 減量(kg)
(合計減量)
-56 -24
(-80) 
 -22
(-102)
-62.5
(-164.5) 
-120





TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:CBF-TRH223B E/G型式:2TR-FE 初年度登録:平成31年2月 走行距離:5,028km
作業日:令和2年9月


10人乗りハイエース・グランドキャビンは中古車でも人気なので中古車相場が高い。14人乗りハイエース・コミューターの中古車相場はグランドキャビンより安い。中型以上の運転免許が必要なのもあるからでしょうか。
ちょうどコロナ渦でコミューターのレンタカーがオークションへたくさん出品されており、相場も下がっていたのでコミューターを落札。乗車定員を14人乗り→10人乗りして、用途を乗合→乗用に変更。


追加作業でローダウン。±40mmまでは継続検査で問題ありませんが、2インチ(50.8mm)になると構造変更になります。*1今回、構造変更しますので2インチ・ローダウンも一緒にします。ここで問題が。車検証の車両重量:2,100kg(改造前)、事前書類審査で4名分のシートを取り外した重量分布計算書での車両重量:は2,040kg(机上計算)。実際に測定してみると2,020kg。-20kgで2,000kgになると重量税が変わりますので、2,000kg以下にまで車両重量を減らします。
ハイエースのリア側の車高を下げるには、リーフスプリングをホーシングの間にブロックを入れると、ブロック高さ分だけ車高が下がります。そのブロックの重量がスチール製:6.6kg、アルミ製:2.5kgだったのでアルミ製を使用。純正スチールホイールをアルミホイールに変更して-14.4kg。(タイヤ:195/80R15 107/105L)
他にもパーツを取り外して1,980kgまで軽量化。検査後の車検証の車両重量:1,980kgになりました。

*1:継続検査で-40mmダウンブロック装着でも、全高の実測値が車検証の全高より-40mmを超えた場合は、構造変更になります。

KR-KDH222B



TOYOTA HIACE COMUTER GL
型式:KR-KDH222B E/G型式:2KD-FTV 初年度登録:平成19年4月 走行距離:113,000km
問い合わせ日:令和3年3月→結果:キャンセル


ハイエース・コミューターの乗車定員数を15人乗り→10人乗り、乗合→乗用に用途変更で他店から事前審査書類を依頼。
平成19年6月30日以前の場合、座席及び座席取付装置の技術基準、シートバック後面の衝撃吸収の技術基準が必要。
(平成24年7日1日以降の場合は乗合と乗用は同じ技術基準なのでシートに関する証明は必要ない)。
このクルマの後席、2人掛け座席は乗用と共通だったが取付位置が違ったが問題なしと言われました。(GLとDXでグレードによってシートの取付位置が違う)
1人掛け座席の2脚(左側3,4列目)は乗用と共通ではなかった。(グランドキャビン、ワゴンDXにはISO FIX*1ある。ちなみにワゴンGLは右側2,3列目にある。)
シートを乗用に変更して試験が必要です。
また、平成6年4月1日以降の乗用車には、運転席より後方の側面座席にはELR3点式シートベルトが必要。15人乗りコミューターは運転席より後方の全シートベルトは2点式が取り付けられているので、ELR3点式に変更しなければなりません(平成24年6月30日以前は中央席は2点式でよい)。シートベルトを固定するアンカーがない場合は取り付け、座席ベルト取付装置の技術基準に定める基準に適合しなければなりません。またシートベルトは座席ベルトの技術基準に定める基準に適合しなければなりません。
ちなみに、コミューターDX・15人乗り(ADF-KDH223B・平成20年12月)で、1人掛け座席側のルーフトリムを外してボディにシートベルト取付アンカーを確認したがなかった。

*1:ISO FIXは平成24年7月1日以降の乗車定員10人未満の乗用車には1個または2個以上備えなければならない。(今回は適用外)

3BA-TRH224W



TOYOTA HIACE GRAND CABIN ”Finre Tech Tourer"
型式:3BA-TRH224W E/G型式:2TR-FE 初年度登録:新車(令和4年7月登録予定) 走行距離:0km
問い合わせ日:令和4年6月~8月(連絡なし→キャンセル)


ハイエース・グランドキャビン・ビジネス送迎車”ファインテックツアラー”(10人乗り乗用車)を、乗車定員を1名増やして11人乗り乗合に変更。後ろ向きシート&2点式シートベルト*1を取り付ける予定。後ろ向きシートは前向きシートと比べて基準がないので、しっかり固定されていれば問題ない。
令和2年9月1日以降の10人以上の乗用車には座席ベルト非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)が前列席に必要。(運転席+助手席)
今のところ令和4年8月30日までは、後ろ向きシートに備えるシートベルトにリマインダーは必要ない。(延長される予定)
 › 別添33 運転者席の座席ベルトの非装着時警報装置の技術基準
乗車定員11人以上はシートとの間げきが250mm必要。向かい合うシートの場合は250mm×2=500mm必要。(10人以下には規定がない)
通路幅(シート間)は300mm、乗降口は幅600mm、高さ1200mm、踏段の有効奥行きは300mm。
ファイテックツアラーの図面はディーラー扱い。車台番号がなければ図面はだしてくれません。また新車の場合は発注しないとだしてくれません。
新車を3台発注する予定だったので連絡を待っていましたが、何の連絡もないのでキャンセルしました。

*1:Eマークが必要。マークがない場合はR80の規定で証明すること。
   シートベルト取付部の強度試験が必要になります。純正の取付ナットを使用すれば試験は必要ありません。